ストライキの連続、聞こえて来る革命の足音!

 イラン.人道活動家のサイトによると、南部の港周辺で一千七百名の大型車の運転手は二週間に渡ってストライキを実行しています。現在600台の大型車はホッラムシャハル市から港に行く高速道路の脇に並んでいます。最近のガソリンの値上げや新自由主義政策によって運転手の生活状況はより厳しくなっている事はストライキの原因です。彼らの要求は、14ヶ月前に中止とされた自分たちの組合の活動の復活.民営化の中止.生活状況の改善です。
 苦しい生活状況の面では運転手だけではありません。物価の値上げは止まない一方で、新自由主義の進行によって多くの労働者の職場が奪われようとしています。企業は労働者の当たりまいの賃金を払わず、様々な汚い手を使って労働者を解雇しようとしています。この労働者には社会的な保障は何もありません。しかし、他に失うものはない労働者は負けてはいません。解雇と賃金未払い問題.厳しい労働条件と奴隷のような生活の押しつけに対して労働者は全国的な闘いを広げています。仲間の解雇に対する抵抗.賃金未払いに対するストライキ.一方的な企業の支持と情報機関を労働者の抑圧に使用する事に対する政府機関前での抗議集会などは止みません。
 実際、組合の設立は許可されていないイランですが、労働者は抑圧をかわすため、短期の評議会を考え出しています。このような闘いはここ30年間続いていますが。評議会の輪がさらに広がりを見せています。先週、クルド州の五つの工場の労働者は共同の評議会を設立して、政府機関と資本家への圧力を強めています。このような評議会の設立は、職種を問わず、労働者の全国的な連帯を可能にするのです。この意味では共同協議会の設立を多いに評価するべきです。
 通常のイメージと違うかも知れませんが、イランクルド州の労働者の場合は社会主義運動の先頭に立っています。基本的にこの州での社会主義運動はこの30年の間で根強く続いています。注意こと無用かも知れませんが、これらの労働者の闘いは時代遅れの<pkk>や他の民族と部族主義.愛国主義の組織とは無関係です。
 イラン労働者の闘いに支持.支援を寄せて下さい。
 以下、大型車の運転手ストライキの様子です。
http://www.hrairan.com/Archive_87/1064.html
あるいはじゅうたん作りの労働者のストライキと他の労働者集会写真です:
http://www.ettehadeh.com/?page=news&nid=409
http://www.ettehadeh.com/?page=news&nid=342
      自由.平等.社会主義社会万歳!