イラン学生の命と自由の危機と国際キャンペーンの知らせ

イラン学生組織と学生逮捕者らの家族による国際キャンペーンの呼び掛け!
去年の12月7日を期に、伝統的なイラン学生記念日の集会を行うため学生組織は呼び掛けをしていました。この呼び掛けは、非人道的と非社会的なイランイスラム政権に対する労働者と学生と女性の批判は激しさを増している中で行われていました。しかし、どんな時代でも大衆の戦いの先頭に立ちやって来ている学生運動はやはりイ スラム政権にとっても耐えられないのです。丁度全国的な集会の準備に取り掛かっていた学生は、12月2日から摘発に遭い、集会当日を含めて47名は逮捕されて、不明な所に連れて行かれる事に成りました。しかし社会主義者として知られているこれらの学生の弾圧はこの位に止まらず、その後も情報機関の方からの呼び出されたり、脅しを受けたり、退学されるや逮捕される者も居ます。更に、脅しと逮捕は学生の方から今度、懸命に我子の行方と釈放を求める家族までに広がって行きました。実際、学生の母親、兄弟と妻の逮捕も起きています。このような非道な状況と家族や弁護士との接近の禁止は現在も続いていますが。しかし家族と学生組織の多大な努力を線前に、イラン政府諸機関に抗議するや、国際人道機関と様々な諸組織、団体への訴えのお陰でやっと学生との面会は可能に成りました。だが、この面会や刑務所内から家族への電話連絡はわずか一部の学生にしか許可されず、未だ多くの学生について居場所とか他何の情報は教えられていません。また、これらの逮捕理由については政府関係者の誰一人の方からも正式な発表はありませんが。唯一情報機関から出されているコメントは、<共産主義組織の中心部の摘発と、爆発物やナイフ、お酒とアダルトビデオ、国外反対組織とのつながりに至る証拠を発見した>、と言う曖昧な説明です。しかしこれらのコメントはでっち上げに過ぎません。先ず、これら学生組織は自発的に 出来ており、自立性を持っている事を伝えなければなりません。また、他のコメントについてはまったく根拠のない話であって、単に学生の罪を大きくする狙いを元陰謀に過ぎないのです。実際7日に大学内で開かれた集会では数百人から数千人が参加し、非暴力的な集会を行いながら数人の学生はスピーチをした事に過ぎなかった。彼らは当然の権利として訴えていたのは、大学の軍事化に反対する事、思想の自由と 組織作りの自由、大学を及び社会状況の改善と、自由と平等を求める事、学生運動と労働運動と女性運動との連帯を表す事です。
現在そして、やっとの事で明らかに成って来ているのは、学生の多くはテヘランの悪名刑務所エビンの209ブロックに居る事ですが。しかし、非道な独房に閉じ込められている彼らは精神的と肉体的な拷問を受け続けているのは間違いありません。実際このような扱いが理由で、クルド州のサナンダジ市では学生一人の死亡事が伝えられています。1月18日に刑務所側からエブラヒーム.ロトフオッラヒ氏(男27)の家族に若き息子の自殺(?)は伝えられています。しかし家族の証言によると、逮捕3日目にしてエブラヒーム氏と面会する際に自殺するような様子は彼にまったく見れなかった、と言っています。不信な事に情報機関は彼の遺体を家族に見せず、お墓場もまたコンクリートで被されている状態であります。遺体の調べを要求する家族に対して許可は下りず、おまけに脅しを受けたり、お葬式を行う事さえ許されていないのです。実際同じような事件は前例があり、去年の夏にハメダン市の学生(25女、刑務所での自殺)の件と、1999年の学生の立ち上がりで学生のリーダーとして逮捕されていたアクバル.モハメデイ氏に対しても(06年、釈放当日の前夜の心臓発作よる死亡)起きています。彼らの遺体の調べは許されない以上やはり3名とも拷問下でや、なんらかの形で殺されているのは間違いありません。社会主義者と反体制派のジェノサイドを2度(82年と89年)に渡って行い、十数万人の命を奪っている現政権は再三同じ事をやろうとしていますが。このような非道な政策はイスラム政権の有利さと力強さを示している訳ではなく、もしくはその反対の方が正しいのです。今までない程国内外から追い詰められているイラン政権は完全に弱視状態にあります。非道なイラン政権を孤立させて学生と多くの政治犯を助けるためには更なる国際社会の圧力は必要不可欠です。
このような状況とイスラム政権の野蛮きわまりない行為を背景に、学生組織と逮捕されている学生の家族は、我子と仲間の命と釈放を求めて国際キャンペーンの呼び掛けをし、気高い人々と自由主義者たち、人道機関や諸組織、団体に支援の呼び寄せをしています。このため、イラン学生との一週間の連帯行動を目的に2月2日から9 日に掛けて抗議行動が予定されています。実際、この2ヶ月ほどの間、イ ラン政権に対して国内と全世界から数十万人は抗議を表明し、学生の釈放を求めています。この一週間は、世俗的でモダンな社会と、自由と平等な社会を求めているイランの学生、労働者と女性との連帯の事と、思想と言論の自由に関して思いを寄せる人々の日々でもあります。多くの方にあらゆる形でイラン政府に対して抗議行動をし、学生と 全ての政治犯の無条件の釈放を 求めるよう願います!(学生52名の名前が詳細に)

イラン政権に対して以下の要請をしてください。

1.批判する事を理由に逮捕されている数十名の学生の早期で無条件の釈放を求めます!
2.学生と政治犯、さらに彼らの家族までに対して卑劣な行為と拷問するや脅しを掛けるイラン政権を批判して下さい!
3.政治犯、特に労働活動家、女性活動家と教師らの釈放を求めて下さい!
4.イラン政府に対して社会的活動家の追跡と脅しを止めるように求めて下さい!
5.言論と組織造りの自由を尊重し法律上に許可するように求めて下さい!