生きる事と人間らしい暮らしのためのストライキ!

free_jamal2008-06-26

三ヶ月分の賃金未払い問題の解決を求めてイラン南部州にあるハフタッペ市の砂糖製造会社の労働者はストライキに入っています。三〜四千人となるハフタッペ市労働者のストライキは現在五十日を越えていますが、未だ問題解決のめどが立っていません。会社側はこの問題を解決するところか、政府と情報機関の力を借りてストライキを潰そうとしています。実際ストライキ突入後に、会社内や県庁前に集まったりや街中でデモを行う度に彼らの所へ武装部隊が現れて暴力を振るっています。こんな非道な対応にして大怪我をする人や28名の労働者が逮捕される事になりました。また、、中心的な存在の労働者八名に対しては裁判の控訴は決定しています。だが、彼らを救う目的で仲間は懸命な活動を繰り広げて、国内外へ支援の呼び掛けをしたり街頭で宣伝したりに八千人を超えるようなデモを行いました。それらの活動の結果としては逮捕者全員を釈放させる事が出来ました。また、連日的となる抗議行動は例の八名の裁判控訴の当日にも行われています。一向に収まらない労働者とハフタッペ市民の怒りと抵抗行動の更なる広がりを恐れて、裁判官は止む得ず裁判を延長しました。既に家族までを動員させて会社側への圧力を強めようとしている彼ら労働者は以下のようなスローガンを取り上げています。<ハフタッペ市の労働者は腹を空かしています!生きる事と人間らしい暮らしは我々の権利です!副社長長と知事は辞任せよ!工場内からの保安支部を無くせ!仲間への圧力、脅迫と追跡と裁判控訴をやめろ!我々の賃金を払え!労働組合の設立は我々の権利だ!>等。実際、賃金未払いなどの問題に対してハフタッペ市の労働者は行動に出ているのは今回初めてではありません。彼らは八ヶ月前にも同じ問題を取り上げて会社側との交渉を要求しています。当時、彼らは様々な苦難を通じてよや会社側との交渉に成功して、早期な問題解決の約束を受けました。しかし時間経つ事につれて社長は約束を果たさず、それに対して労働者は以前からにして伝えていたようにストライキの決意を実行しました。二十年余りに続いているイランのインフレ経済に重ねて、最近またとてつもない程に物価は値上げをして、人々の生活は以前よりも厳しい状態に陥っています。インフレと貧困と失業率の深刻さについては政府機関の方からも指摘されています。だが、それでもなかなか基本金の値上げは行われず、さらには働いた分の賃金でさえ貰えないというような問題は全国的な広がりを見せています。そのため政府に対する労働者の怒りは収まりません。この意味ではハフタッペ市労働者の、<我々は腹を空かしている>という事は実に多くの労働者の訴えそのものなのです。現状の深刻さは今月中に起きている事件からにして明らかです。その事件は、砂糖製造工場に働く二名(36)は経済的と精神的な苦痛の余りに心臓発作を起こして命を落としてしまいました。こんな信じ難い事件は、石油大国でありまたは様々な資源を持つ国として世界で名が知られているイラン社会で起きている事です。その原因は他でもなく、イスラム政権と資本家は国の資源と企業を独占し人々の苦労の成果を自分たちの懐に吸い込ませて太り続けているからです。しかしながら資本化経済の世界的な悪化情勢と労働者の置かれている厳しい状況からにしてハフタッペ市労働者の、<生きる権利と人間らしい暮らし>という要求と戦いはもはや国境を越えているような意味を持っていると言えます。さらに、フタッペ市の労働者は、政府と会社の反対を仕切って自分たちの組合を設立して発表しています。
イラン労働者共産党(WPI)は彼らの長期で重要な戦いへの支援を呼びかけています。イラン政府と諸国にある大使館へ抗議文を送って下さい。多くの方の暖かい支援とご協力を願います!ハフタッペ市労働者の要求の事頃は以下ほどです:

*未払い賃金の全額の早期支払い!
労働組合の設立の容認!
*経済状況に合わせた賃金の値上げ!
ストライキに参加した労働者に対する追跡と脅迫の中止!
*八名の仲間に対する控訴の取り消し!

WPI日本代表 ジャマル.サーべリ