アフガニスタン難民とアフガン人女性、子供の問題！
現在、イランでは３００万人のアフガン人難民がいます。彼らの問題に触れる前に、１９８０年のアフガニスタンの女性（子供たち）の映像をご覧下さい。このＹＯＵＴＵＢＥサイトには関連の映像があります。
http://jp.youtube.com/watch?v=0GVIReNCcII&NR=1
そして、今のアフガニスタンの女子の恐ろしい実態です。婦人を日を持って、カルザーィ大統領内閣の女性代表は、女性問題の改善を指摘して、彼に感謝賞を与えるのですが、果たして事実はどうなのか。ちなみに、この女性代表にとっては、女性の社会的位置の改善は、女性はモスクに行って、お祈りが出来るようになった事です！？しかしユニセフの報告書はアフガニスタンの女性問題をどのように指摘しているのでしょうか。
１．８７％のアフガン女性はあらゆる暴力を受けています。
２．年間三万四千人の女性が出産の時に命を落としています。
３．五万人の女性離婚者の内６５％は、抱えている苦難から助かる道はなく、自殺するしかない、と考えています。
４．女性の６０％は強制的に結婚させれています。
５．読み書き出来ない女性の確率は８８％です。
６．９０％の女性はなんらかの形で精神病にかかっています。
野蛮なタリバン政権崩壊後には、マスメディアはアフガニスタンの民主化の証拠として、カルザーィが大統領に選ばれた事、総選挙のため選挙箱を運びながら山道を行くロバの様子を報道していました。これほど人類の知識を侮辱する事はないと思いますが。そして、数年経った今は、アフガニスタンで年間、紛争に巻き込まれて犠牲になっている人々の数はタリバン時代より三倍多いと伝えれています。宗教勢力．部族と民族主義傾向の集まり．麻薬マフィアの政権もとでの民衆の悲惨な状況は＜民主化＞と言われていますが、世論をごましているとしか言いようがありません。宗教勢力．宗教政権は民主主義とまったく正反対の極にあります。イスラム勢力には右も左もなく、反動的です。（ちなみに、私は社会主義社会、自由と平等を無条件で全ての人間に与える社会の実現を目指しています。つまり、民主主義の社会では労働者民衆にはわずかな自由しか許されていなのです。基本的に民主主義は資本家の考え方なので、この階級の経済的．政治的な事情によって労働者階級の社会的権利は左右さてしまうものです）。
イスラムの教えでは、女性は９歳で成人になります．．．アフガニスタンで、わずか９〜１０歳の女子は５０ 〜６０歳の男性と結婚させられています。この女子たちの悲鳴．受けている暴力の実態．耳と鼻と手足の指の切断．体に火を付けられたり．殺したり．自らの自殺未遂の様子をご覧下さい。こんな映像は沢山あります（衝撃的な映像のため１６歳以上の方だけはご覧下さい）。
http://jp.youtube.com/watch?v=CXXsp5M1M8M&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=wvavRR9UU7U&feature=related
そして、強制的にアフガニスタンへ連れて行かれたイラン人女性、あるいは、イラン政権のアフガン人難民の排除政策によって追い出された家族の訴えを聴いて下さい（英）。現在、イランでは３００万人のアフガン人難民がいます。彼らの多くは１０〜２０年あまりイランで暮らしています。彼らの多いなる子供たちはイラン生まれです。また、アフガン男性と結婚しているイラン女性は決して少なくありません。しかし、イラン政権はこれら家族の移住権を許可せず、脅迫したり、職場などで摘発したり、住む場所を壊したり、追い出しています。こんな状態を理由に２０万人あまりのアフガン人の子供たち．日系の子供たちは恐れて、学校へ行けなくなっています。
アフガニスタン情勢はまったく安全ではありません。彼らの多くは大変な苦労をしながら長年間イラン経済に利益を与えて来ています。しかし、これらの人々の経済状況．滞在状態は未だ安定している訳ではありません。だが、アフガニスタン内の紛争状況へ送還されるよりイランに残りたいアフガン人の気持ちは当然だと思います。
イラン政権は、長年に渡ってイランで暮らしているアフガン人に直ちに市民権を与えるべきです。野蛮で卑劣に過ぎないアフガニスタン政権のもと．深刻な紛争状況へ子供たちと女性を強制送還する事を絶対に許してはいけません。
以下のところにも沢山の映像はありますが、それらを見てご判断下さい。言葉ではとても語り切れないのです。
http://jp.youtube.com/watch?v=skM3ilLaHdI&eurl=http://www.peiknet.com/index.htm
http://jp.youtube.com/watch?v=x2EFCYc2JhY&feature=related
