ノウルーズ祭に二千人あまりの逮捕者!



いえ、上記写真はイランではなくグルジスタンのノウルーズ祭の様子です。以下では他の写真も観れます。

http://www.radiofarda.com/photogallery.aspx?id=1609 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そしてこれはイランのチャハールシャンベスーリ(ノウルーズ際です)

http://www.rowzane.com/

庶民に悲しむばかりを求めて楽しむ事を恐れている反動なイスラム政権!?そんなイスラム政権の警察署の報告によると、ノウルーズに二千名あまりの人々が逮捕されています。殆どが若い男女を含めている逮捕者の容疑はノウルーズ祭に町中で踊ったり、音楽を流すや歌ったり、ヒジャブを取り捨てた事です。つまり、狂ったイスラム政権からしてみれば若者のこんな行為はイスラムの教えに反すると言います。
 検察庁によるとこれらの逮捕者は正月休みが終わるまでは釈放される事はありません。
ノウルーズ祭、チャハールシャンべスーリについて
 チャハールシャンべスーリとノウルーズについては以下でも書かれていますが、
http://blog.goo.ne.jp/pinacordoba/e/b83a8d97050e535c521f3569c58086b0
 上記であるようにノウルーズは2600年ほど前のゾロアスター時代から残っている習慣です。但し、今のイランでは特にゾロアスター教を称えようとしている訳ではありません。ごく簡単に解説しますと、キリスト教に関係なく12月は欧米及び日本でも正月として決着しているようにイランでは春初めが正月としていて、そのための出迎えがノウルーズ祭です。通常この正月祭には毎年の最後の水曜日(チャハールシャンべスーリが決まっていて、そのため若者を中心に木の枝などを集めたり、夜になるとその枝で火を焚いて皆で火の上を飛び越えるのです。踊ったり、歌ったりするのは単に集まって来た皆で楽しみたいからです。が、イスラム政権は人々のこの楽しみを耐えないのようです。イスラム政権に言わせるとシャハールシャンベスールはアッラーを信じていない野蛮人時代からの伝統だそうです。国内情報によると特に今年の取り締まりにかなりの力を注いて、多くの警察及び情報機関隊を町中に放り出されていました。これは世界に向けて「多文化対話」を呼びかける政権のやり方です。
☆少々の歴史:
 イスラム政権はどのようにして世界に広がって行ったのか、その際にゾロアスター教のイランに何が起きたのかについて少々と歴史を振り替えようと思います。
 やはり他の宗教と同じくイスラムもまた単に刀の力と強制、虐殺によって広がっています。イスラムの歴史を読めばその事実が解ります。「アッラーを信じず、イスラムを受け入れない人々の皆を殺し、土地、財産、女と子供を奪え。最も完璧な宗教であるイスラムのために闘うムスリムには神が天国の最も良いところを与えると約束する」。これはイスラム教の聖書コルアーンに堂々と書かれている言葉です。では、1400前にイランを攻撃して来たイスラム軍は庶民に対してどんな事をやったのか、何故ペルシア帝国はそのイスラム軍に敗北してしまったのか。
歴史によると当時、王に対する庶民の不満が高まっていた状況にあって、農民と貧しい兵士と奴隷が立ち上がっていました。この歴史事実は「マズダキー革命」として記されています。こんな状況を背景にしてイスラム軍からの押しかけが起きて、勝利を収める事が出来るのです。そして、強制的な改宗、応じない大量の人間(ゾロアスター教)に対して虐殺、女、子供、土地、財産を奪う事が始まります。が、こんな大虐殺に対して後に、王体制に関係なく、イスラム軍に抵抗する勢力(バーバク.ホッラムディン運動など)が現れて、制圧されまでは闘いを続けます。国の支配を握った後のイスラム軍は長年とこの運動に苦しめられていたようです。
 が、長年たってもゾロアスター教である事を隠し持っていた人々も居ましたが、見つかった場合は率直に殺害されていました。これらの歴史について今でも研究をしてことを書いたり語ったりする事はとてつもない処罰の対象になります。現在のイランではゾロアスター教の人間はごくわずかに居ますが、やはり今もその事を隠したり、制圧が逃れる事はありません。こんな抑圧の事実はゾロアスター教のみではありません。これはこの政権の恐ろしい実態です。
 このようで、独裁的で非道極まりない質を持つ現政権にとってはごく普通の正月祭りでさえ反体制的な行動としてとられてしまいます。本当に呆れて言葉にもなりませんが。ご覧のようにここまでにして大衆と遣り合っているイスラム政権の悪質行為の原因は大衆との深刻な対立の現れ以外のなにものでもありません。泣く、悲しむ、戦争やテロする、殺害とか抑圧ばかりを行い宣伝するイスラム政権は通常の人間(国内外)には好まれるはずはありません。
 イスラム政権が歌、踊り、楽しさを政権の危機と感じているなら大衆はなおさら歌い、踊り、楽しみます。こんな狂った政権を倒すまで、そしてその後でもです!
狂ったイスラム政権の打倒を!
即時社会主義の実現を!
自由、平等、歌、踊り、楽しさ、人間らしい社会万歳!
(注意:確かにペルシア帝国の王もまたゾロアスター教であって多くの侵略、庶民の虐殺を行っていました。基本的に、歴史でもあるように、宗教は支配権の思想として生きて来ています。ここで言うゾロアスター教はそんなペルシア王及び愛国主義的な発想からではありません。他の宗教とは思想を耐えず抑圧するイスラム政権がやはり許し難いのです。我々労働者共産党は宗教と全ての思想の自由を認めていますが、宗教や反動な思想の教育と政治への加入を中止するつもりです。)


イスラム情報機関のサイト(テヘラン、アゼリ州とマシュハードだけで二千名逮捕)
http://www.sepahnews.com/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/free_jamal/20090323
●Free Jamal Diary ジャマルさんに難民認定を! - ノウルーズ祭に二...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リンク元

7 http://labs.ceek.jp/hbnews/
2 http://politics.blogmura.com/politicalissue/index.html (48位)
http://b.hatena.ne.jp/jksg/favorite?of=20
1 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/free_jamal/20090226/p1
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%B5%BD%A4%C0%B5
2 http://norevisionism.ring.hatena.ne.jp/
1 http://economy.blogmura.com/economy_world/
http://d.hatena.ne.jp/keywordmobile/%97%a4%93c%90%5e%8eu 処刑制度廃止者
2 http://blog.goo.ne.jp/pinacordoba/e/b83a8d97050e535c521f3569c58086b0
1 http://blogranking.fc2.com/rank/020000_4.html
●4 http://blog.with2.net/ranking.php?cid=1510&p=4
2 http://politics.blogmura.com/politicalissue/index2.html
1 http://k.hatena.ne.jp/keywordblog/石打刑
1 http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/f/free_jamal/20081107/20081107174201.jpg&imgrefurl=http://d.hatena.ne.jp/free_jamal/20081107&usg=__VYpIU-gF2GGkGItEaqURV1nXbBw=&h=304&w=203&sz=27&hl=ja&start=10&um=1&tbnid=dkmO
1 http://ezsch.ezweb.ne.jp/search/ezGoogleMain.php?query=ペルシャ語でミーナとは&start-index=8&adpage=3&mode=03
1 http://images.google.co.kr/imgres?imgurl=http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/f/free_jamal/20081107/20081107174201.jpg&imgrefurl=http://d.hatena.ne.jp/free_jamal/20081107&usg=__VYpIU-gF2GGkGItEaqURV1nXbBw=&h=304&w=203&sz=27&hl=ko&start=38&tbnid=dkmOu5qBb
1 http://images.google.com/imgres?imgurl=http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/f/free_jamal/20081107/20081107174201.jpg&imgrefurl=http://d.hatena.ne.jp/free_jamal/20081107&usg=__VYpIU-gF2GGkGItEaqURV1nXbBw=&h=304&w=203&sz=27&hl=ja&start=12&sig2=A3hWy-4M0EbP
1 http://search.yahoo.co.jp/search?p=多文化共生のチャンス オリーブ&ei=UTF-8&fr=moz2&x=wrt
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%9C%9F%E5%B4%8E%E6%B4%8B&ei=UTF-8&qrw=0&pstart=1&fr=top_ga1_sa&b=31