クルド州、拷問による学生の殺害事件!


先日、イラン、クルド州の中心街、サナンダジで,<自由と平等>のための活動をしていた学生のエブラヒーム.ロトフオッラーヒ氏の殺害が伝えられました!エブラヒーム氏は、ここ数日の間で新たに逮捕されている15名の学生の一人でした。彼の場合、9日前に大学の試験場を出たところで情報機関によって逮捕されていました。その後、三日目にしてようやくエブラヒーム氏は家族と面会出来ていました。だが、その後にそれさえ許されず、刑務所を訪れる家族に情報を与えてくれる事はありませんでした。先日突然と情報機関の方から家族に電話が入り、<息子は自殺してしまった、遺体の受け取りに来いよ>、と言うように伝えられました。しかし、家族は慌てて駆けつけて行くと今度コンクリートで伏せられている墓場を見せられ、<もう遺体を埋めてしまったので受け取る必要はない!>、と言い付けられています。おまけに情報機関はエブラヒーム氏の家族に対して、あまり騒がないように、と脅しまでを掛けています。この学生は明らかに拷問を受けて殺されています。情報機関はこの事実を隠すため遺体を家族に見せる事なく埋めています。現在、この卑劣なやり方とエブラヒーム氏の殺害の知らせを受けてから市民は怒りを表して、緊迫した状態は街に漂っています。彼の殺害を許せない家族と仲間の気持ちと、独裁的で卑劣なイスラム政権と戦っている多くの人々の気持ちは同様のはずです。
イラン労働者共産党はエブラヒーム氏の死を、彼の家族と仲間そして、学生運動とイラン国民にお悔やみ申し上げます。同時に、エブラヒーム氏の望みでもあったイラン政権の一刻も早い段階の打倒を実現するため全力を挙げて国際社会と人道機関に訴えると共に、多くの学生と労働者と女性へ、若き活動家の殺害に対しての抗議の呼びかけをします。

多くの方に抗議文を寄せて貰うように願います!