ファルザードさんの母親と生徒のデモ!



 
 8月1日にファルザードさんの母親は呼び掛けをして、家からファルザードの通っていた10キロ先の学校までの距離をデモしようとしました。カムヤーラン市の住民とファルザードの生徒も花と釈放のスローガンを手にしてこのデモに参加してました。母親はデモの理由を、ファルザードはこの国の子供たちのためにどんなに頑張っていた事とか無実に監禁されて、処刑にされようとしている事を皆に知らせたかった、と説明しています。しかしデモの列はカムヤーラン市を出た所で数百人の警官と私服警察に止められて、携帯電話や回っていたビデオカメラを押収すると同時に力付きでデモを解散させました。ファルザードさんの母親は、必要ならばテヘランまでの距離を歩いて行く、と語っています。今まではクルド州のいくつかの町でファルザードさんと政治犯の全員の釈放を求めて集まりがありました。他の町からこれらの集会に参加するため掛け付けた人々もいました。また、国外ではWPIを中心にドイツ、フランス、スウエデンとスイスの街中でピケが行われています。大量処刑とファルザードの問題を訴えていたWPIのメンバーの所に多くの人々は集まり、イスラム政権に対する嫌悪を表すと同時にファルザードさんの署名に賛同してくれました。今後、同じ行動はアメリカ、ノルウェイ、日本、イギリス、カナダとフィンランドなどでも行われる予定です。先月に新しい法案を可決させているイラン政権は処刑の範囲を大幅に強化しているからです。一刻も早くこの血の海の流れを止めるべきです!スウエデンの新聞はイランのこの十日間での50名の死刑を、<一週間の中世時代>、として取り上げています。女、子供、教師、学生、組合活動家、人権活動家、政治犯、知識人、ジャーナリストなど皆の命は危険にさらされています。こんな野蛮な政権は誰一人を処罰する資格はありません。イスラム政権を国際機関から排除して政治的な関係を中止する事を全世界の願いに発展させるべきです。この目標の達成はイラン大衆の命の救い道です。南アフリカアパルトヘイト政権のように国際社会はイラン政権を孤立させるべきです!
  処刑、拷問、刑務所、差別、貧困、犯罪と競争と戦争のない世界を!