集団処刑、公開処刑、石打ち刑と未成年処刑、血の海!?

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 野蛮極まりのないイスラム政権は血の海を流して恐怖社会をつくるため新たに大量処刑を執行しています。こんな非道な行為を決して許してはいけません!
 ここ十日間で50名あまりは死刑にされたと伝えられています。8月1日には2名の若者が同性愛の罪でアゼリ州の中心町のタブリーズで死刑にされました。7月27日にはテヘランの悪名高いエビン刑務所内で29名の死刑が執行されてしまいました。この集団死刑はここ数年の間で最も多い方だと言われています。また、その数日前には東北のボラズジャン市内で6名が死刑にされています。公開な場での死刑執行は8ヶ月ぶりの事だと言われています。その前までは国際社会と人道機関の圧力を受けて死刑を公開場で行ったり、テレビや新聞でその様子を見せるや写真を取り上げる事は中止に成っていました。上記の35名に関しては身分と犯した罪の情報とか裁判の経緯はまったく明かされていません。他の所で死刑にされている人々についても同じ状態です。また、最も卑劣で厳しい批判を受けている石打刑のケースも新たに出て来
ています。7月20日には8名の女性と1名の男性に対して石打ち刑の判決は出されました。特に8人の女性のケースに対して人道活動家の弁護士(女性)は非常に怒っています。実際、これらの女性は貧しい地域の住民であり、読み書きはともかく、ペルシア語さえまったく出来ない女性も居ます。また、8名は同様で弁護士をつける事もなく、尋問を受けたり(ペルシア語で)、非公開で裁判にかけられています。果たしてこんな非道な司法に人々の命について判断する資格はあるのでしょうか。ちなみに、イスラムの教えによると売春と結婚関係外のセクスは石打ち刑の対象に成ります。人道活動家からしてみれば、イスラムの教えはこの刑の執行の時でさえ女性に対し差別をしています。つまり、この時に女性は首までそして、男性は腰まで土に埋められますが、刑を受けている人はこの穴を除け出せたら刑が許されます。しかし男性と違って首まで土に埋められている女性はまったく逃げるチャンスはありません。それに、もっと根本的な問題として、いったい人道条約のどこに男女の最もプライバシーとされているセクスについて政府が監視をして良いと指摘されているのでしょうか。狂った中世時代のような宗教政権以外はこんな非道行為をしていません。
 人道機関の年度報告によると、去年のイランでの死刑数は355名で、前年度と比較して50名の増加と成っています。また、その中の7名は未成年時に死刑判決を受けた者でした。今年度にはもはや155名は処分されていますが、その内の2名は未成年だったのです。現在、明らかに出来ているだけで未成年時に死刑判決を受た人々の人数は134名と言われています。ちなみに、イスラム政権は彼らを18歳に成るまで刑務所に閉じ込めてその後に処分しています。
 死刑制度は政府による行為で殺意を持っての人殺しの意味です。それこそ最も重要な犯罪の一つですが。去年の国連総会でも可決されているように、やはり死刑制度を史上から無くすべきです。しかし、イラン政権は7月の上旬に新たな法案を国会で可決させています。この法案は死刑をより強化しています。EU議会と人道機関はこの問題を懸念して、イスラム政権に対して直ぐにも法案を廃止するように求めています。血の海を流そうとするイラン政権とはもはや建物の中での対話は無意味です。こんな政権を国際機関から排除して政治的関係を打ち切るべきです。
 街中での行動と世論に訴える事を欠かせてはいけません!
(写真は、東北部のボラズジャン市内と、アフガニスタンタリバン時代にての女性の石打ち刑)