二百名の学生の逮捕!

 [
 国内の学生組織の報告によりますと、この一年間で二百名の学生は全国で逮捕されています!?これらの学生の中には高額の保釈金を支払わされて釈放された者もいれば、ずっと刑務所に閉じ込められている学生も居ます。自由と平等を求めている学生のほとんどは拷問を受けたり、命を落とした者も居ます(24歳の男性と27歳の女性)。また、退学になった学生も決して少なくありません。去年、アハマディネジャード大統領はコロンビア大学で演説した時に、イランは世界で最も自由な国だ、と述べていました。彼はコロンビアの学生と世界の笑い者に成りましたが、まさに彼の指していた自由は自分のやりたい放題の事でした。現在、刑務所は人権活動家と教師と学生と労働者と知識人とジャーナリスト等で一杯です。また、一年間で355名は死刑にされたり、百万人以上の男女は服装などの理由で町中で職務質を受けています。これは無知で情報機関出身の殺し屋であるドクターアハマディネジャードの自由と言う言葉の意味です。
 学生の今回の逮捕の流れは去年にアハマディネジャードはテヘランのポリテクニク大学で演説をしに行った時から始まっています。その時に学生は、独裁者は帰れ、と叫んだりブーイングするや彼の写真を破るか火を点けていました。学生の不満の理由は、大学の軍事化は進められて、男女を区別したり、厳しくチェックする事と、人気の教師を退職させるや言論の自由を制限する事などでした。さすがに独裁者の殺し屋は本質を隠す事は出来なかったようです。
 この流れは今も止まりを知りません。情報機関は夏休みの突き間を見て学生をあらゆる所で逮捕しています。その人数は十数名に上ると言われています。サルマン.シーマ氏とメヘディ.ホダイーの逮捕はその例の一つです。<イラン人権レポーター>の情報によると、一ヶ月前から悪名高いエビン刑務所に(209ブロック)閉じ込められているこの二名についてまったく何の情報もありません。また、彼らは厳しい拷問を受けている事は間違いない、と伝えられています。やはり家族の心配は収まりません。
 バラバラの政権を一体化させるために大統領につけられたはずの無知なドクターアハマディネジャードに対して3年間経った今は不満の声は政権内にも響き渡っています。しかし、イスラム政権の殺し屋同士の問題はイラン大衆には関係ありません。この古く腐った政権の修正は不可能である事は既に明らかにされている事です。政治的と経済的な状態はますます深刻に成っている中で学生と労働者と多くの人々はイスラム政権の打倒のカウントダウンを数え初めています。20世紀のロシアの労働者革命はそうであったように、イランの今回の革命は中東と人類に新たな文明の扉を開くはずです!イラン大衆の戦いは多いに支持されるべきです。イランの全ての政治犯と労働者大衆の解放は革命にあります。(下の写真はエビン刑務所)

イラン人権レポーターのサイトアドレス:
http://chrr.us/spip.php?article2021
イラン国内の学生通信です(英文あり)。
http://www.autnews.eu/archives/1387,05,00011371