9.11,イラン大使館前要請行動の報告!

 以前、伝えていたように、今月の11日に在京イラン大使館前での要請行動を実行しました。この要請行動は、教師組合員のファルザード・キャマンギャルさんと仲間の死刑判決の取り消し(国際キャンペーンに応えて)・政治犯全員の釈放・イラン大衆の抑圧の中止を求める行動でした。実に素晴らしい集会になりました。先ず、呼びかけ人全員の予想を超えて、47名に参加して頂いたのです。動労千葉・外登法実・教師組合・百万人署名集めの組織・全国婦人クラブ.全学組合の方・個人に参加して頂きました。皆様にはお礼を申し上げます。そして、本当にお疲れ様でした。本日の様子は三名の方によりビデオに収めて頂いていますので、準備出来次第でYOU TUBEジャマルブログに載せるつもりです。また、このビデオはイラン労働者共産党のNEW CHANELでも流れる予定です。このネットTVを現在イラン国内外から数百万人が観ています。
 この日は本当の意味で日本の歴史に残る一日になりました。もちろん、この行動は始まりに過ぎないと思います。イラン大衆の決意である、野蛮なイスラム政権の世界的な孤立化と打倒の目標を実現させるまで行動を続けるつもりであります。この目標の実現に向けて我々イラン労働者共産党は世界の労働者・学生・労組・人道機関・自由と平等・人間らしい世界を求める人々を巻き込んで行動を共にするつもりです。国際社会は、卑劣極まりないイスラム政権との政治的なやり取りを直ちにやめるべきです。どんな面から見てもこの政権は一刻も早く国際機関から追い出されて当然の事だからです。イランの女性・子供・民間労働者・教育労働者・学生などを救助するためです。また、国際社会をイスラム政治運動のテロとアメリカを中心とする軍国主義(一般人のテロの犠牲に過ぎません)の脅威・イラン政権の核開発の脅威から救うためです。この二種類のテロリズム(昨日までの仲間)はお互いの争いに世界大衆を巻き込むべきではありません。これらの傾向の利益は我々世界住民にとって何の関係もなく、利益にならないからです。おそらく、イラン大衆を含めて世界の人々は新たな9.11のような同時多発テロアフガニスタンイラク戦争を経験したくありません。現在、イラン政権の核開発は国際問題なっていますが。この問題に対して国際機関とEU議会は(5+1グループ)は様々な取り組みをしています。つまり経済的な制裁を行っていますが。基本的に我々イラン労働者共産党経済制裁には賛成出来ません。何故なら、経済制裁で苦しむのはイスラム政権の連中ではなく、イランの一般人だからです。イラクフセイン政権時代のように、いくら経済制裁を長く続けても結果が出ないからです。イスラム政権と狂ったアハマディネジャードの政策にまったく賛成していないイラン大衆はいったい何故国連などの政策に苦しまなければならないのでしょうか。実際、核開発問題は全面に出されているため、イランの人権と苦しい社会状況に対して注目されなくなっています。イスラムテロ政権の核開発を絶対に許してはいけません。それと同時に、長年に渡って抑圧を受けている数千万人のことも当然許してはいけません。基本的に核エネルギーは人類と自然にとって危険性が多い以上、無くすべきです。独裁的で反動なイスラム政権をなくす事も人類にとって良い事のはずです。
 以外と、9.11イラン大使館前要請行動は日本警察とイラン大使館の連中(間違いなくイランの情報機関の連中です)によって妨害を受ける事もありました。日本政府と警察にとってこれほど恥ずかしい事はないと思いますが。この判断を日本の労働者大衆と世界大衆に任せるつもりです。
 ともあれ、我々の行動は成功したと思います。ファルザードさんと全ての政治犯の釈放の実現までは行動は続きます!
 今後より多くの方のご協力・参加を願っております。
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9.11のビデオが先程届きましたので、歴史的なその瞬間をご覧下さい。
http://www.jpnodong.org/20080911.wmv