怒りいっぱいで賃金未払いを訴える労働者!


省相よ、我々は半年間の賃金を貰っていません。貴方は?
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テヘラン周辺にあるアルボールズタイヤ工場の労働者一千三百六十名は半年間分の賃金を貰っていません。この労働者は未払い賃金問題解決を訴えるため、今月6日にテヘラン労働省の前に集まりました。参加者の代表は、国外にあるラジオ平等のインタビューでこのように怒りを表しています。
 <いったいこの国に政府・責任者は居るのかはまったくの疑問です。大統領官邸に賃金未払いを訴えに行くと、労働省へ行くように言われます。労働省を訪れると今度、社会保健省へ行けって言われます。今日もまた、朝一から来て集まっているのに、午後三時に成ってもまったく誰もきちんと対応してくれません。私は大学卒業者で、今政治・経済の分析をするつもりはありません。この一千三百六十名の労働者はただ懸命に働いた分の賃金を求めているだけです。例え、私自身の場合ですが、この10日間は家に帰っていません。学期がはじまりっていて、お金がなく、子供と妻に顔を合わせる事は出来ないからです。恥ずかしいのです。あるいは、生活出来ず離婚している仲間もいます。皆の生活状況は苦しく、家庭が崩壊に直面しています。我々は政府関係者に対して、もしも一ヶ月間賃金を貰わない場合はどんな反応をするのかって、問いたいのです。物価の値上げは収まらない状況の中で、半年間賃金を払わず、どう生活しろって言えるのでしょうか。
 以前、労働省から、政府はアルボールズタイヤ会社を買い取るつもりだ、と伝えました。しかし、それは我々には関係ない話です。経営問題を考えるより先に労働者の賃金の支払いを考えるべきではないでしょうか。この会社の社長取締り役を決めているのは政府であり、責任を取るべきです。
 我々は血の最後の一滴が残っている限り自分たちの賃金のために闘い続けるつもりです。もしも、政府は責任を取って問題を早期に解決しないのなら今度、我々は家族を連れてデモ行進をしたり、国会前で集まる事にします。
 我々の怒りの声を全国・全世界の仲間に伝えて、応援を寄せるようにして下さい。労働者とその家族は奴隷ではありません。労働者のこんな酷い扱いは世界のどこでも許されません。>
 <独立した労祖>のサイト情報によると、アルボールズタイヤの労働者は7日に、労働省・工場関係との三角形での交渉会談を持つようになっていました。この会談で提案されたのは、三角代表が一緒に銀行から金を借りて、工場の運営を続ける事でした。しかし、労働者はこの提案を受け入れませんでした。労働者側の理由は、マフィア並みの経営者が問題を起こしているのに、そのためなぜ労働者が銀行からの借金を負わなければならないのでか、と言う事でした。
 この会談から結果を得られず、労働者は自分たちの評議会の設置を決めて、最後まで闘いを貫く決意をしました。
 去年、狂ったアハマディネジャードは国連演説で、世界経済の不況と息詰まりに対して解決提案を出せる、と主張していました。しかし、彼・イスラム政権は目の前にある問題さえを解決できず、充分とデカイ主張ばかりをしています。 
 WPIは全力を挙げてアルボールズタイヤ労働者の闘いを支持します。WPIは全ての労働者に対して、評議会をつくる事・WPIと共に闘う事を呼びかけます。全ての労働者にとって唯一の解決方法と、インフレ・失業・貧困・侮辱と無権利状況を終わらせる事は、資本家・非道な宗教政権を倒す事です。
資本化経済の不況はイランに限らず、デフレ・インフレ・企業倒産・大量の失業者・深刻な貧困と社会福祉の削減と労働条件の奴隷化などの問題は世界中統一です。こんな資本主義を維持し続けるためブルジュワ階級の政策はより激しい社会競争・戦争・無権利状況の拡大・激しい抑圧と多くの人々の命を奪う事のみです。しかし、たの世界状況、自由・平等・人間らしい社会の実現は労働者自身の力で可能です。そべての世界問題の原因は金儲けの経済システムを再生し続ける少数派の資本家にあります。世界労働者はこんな状況に妥協しないはずです。イラン労働者の闘いは、資本家・宗教政権との闘いであり、より厳しい闘いしなければなりません。この闘いは中東と全世界の労働者にとって重要です。多くの労働者の支援を呼びかけます。
 労働者政権・社会主義社会を共につくろ!
6日の集まりの写真は以下にて: 
http://www.rowzane.com/0000_2008/e_m10/5-alborz.htm