イランの大雪で非常状態が発生

庶民の怒り!

イランの大雪で非常状態が発生しています!

今のところ、数十人の死亡は伝えられています!

大雪の影響を受けている十六州の中の八州は非常状態です!
政府発表によると30万世帯あまりのガスは停止に成っています!

先週イランで記録的な雪が降りました。この大雪の影響で多くの都道府県の市民生活は大困難に陥っています。気温はー20から26度位で、多くの住宅の燃料ガスが停止したり、不足しているからです。ガス会社の報告によると、ガスを送る重圧力は落ちたり、設備の故障は原因です。しかし、問題はガス停止だけに止まっている訳ではありません。家庭を寒さから守るための電気や灯油もまた不足しています。企業と学校は運営できず、街のガス燃料のバスさえ大きな影響を受けています。この状況に続き、食材と特にパンの不足も伝えられています。そのためストーブ等の温度系製品と食材の値段は何倍に跳ね上がっています。わずかな灯油とガスとパンを手に入れるため街の至るところで、ガソリンスタンドやパン屋とスーパーの前で市民の長い列が出来ています。異例な寒さによって、5万人とも言われているホームセルの中からも犠牲者が出ていす。この関係で、最初の3日間で大都市のテヘランだけで夜明けと同時に20名の凍った遺体が発見されています。他のところでの死亡者の情報も入っています。また、突然の重圧のガスの流れによって爆発が起きて、そのため7名は家事の犠牲になっています。しかし、この大問題に何の対応もしていない政府と変わって市民はお互いを助け合っています。例え、早期にホームレスの人々の救助に当たったり、出来るだけ食材と寝場所の確保をしたりまた、ほったらかしにされている病院に燃料を届けたり、手に入ったわずかな燃料を使うため近所同士は集まって寒い夜を一緒にしのいたり等をしています。だが、恥知らずの政府の動きと言いますとこのように成っています。大統領アハマデイネジャードの場合、寒さによって誰一人も亡くなっていませんと。石油大臣の方は、ガス停止はたったの二つの街でしか起きていません。とか、町村祖の言い分は、この状態への我々の対応はアメリカやヨーロッパの対応よりはるかに優秀だった。また、ある州の知事の話によると、州の状態は非常状態ではない、と言う事ですが。しかし何故か、住民は4日間連続で知事の事務所前に集って抗議をしています。他のところの事ですが、ガス燃料の責任者は職員に対して、ガス停止の原因につぃて一切の情報をマスコミに流さない事を命じています。しかしそれでも問題はあまりにも大きくて、政権内の対立もあり、政府の伝えている情報は一切正しくない、と言う議員も出て来ています。この議員によると、国の8州は非常状態にあり、緊急援助は欠かせない、と言うのです。実際、大雪と寒さに追われている住民の多くは政府機関に対して大反発していますが。イスラム政権は非常状態の情報は国内外へ流れないようにしています。この連中は市民の苦しみに何の責任を感じていないのは今に始まっている訳ではないのです。
忘れてはいけません。こんな大困難とガスと灯油の不足は、世界の第二位と第四位のガスと油田の位置を付けているイランで起きています。それは、資本家のイスラム政権にとって市民の生活と命より自分たちの支配権と懐の方は優先です。反動な宗教連中にとっては社会福祉と社会サービスとか技術はどうでも良いもので、早期に利益を得られる企業とビジネスへの投資の事しか頭にないのです。そう、学生と労働者と女性を弾圧するためいくらでも金を吸い込むこの政権は経済と技術と科学を動物のもの、欧米のものと考えています。反動としか言いようがないこんな哲学にとっては、社会の遅れにより市民はどんなに苦しんでも、神から受け就いている現の支配者たちに対して逆らうだけは許せないのです。しかしこのように弾圧を方針にして来たチリや南アフリカ政権と他政権の行方は歴史に刻まれているように、イラン政権もまたどんなに酷くてもそれらの政権と同じ運命に合わざれを得ません。
<核エネルギーの開発と使用は我々の権利だ>、と言うアハマデイネジャード大統領の発言を市民の上記のような状況と比べて見て下さい!29年前から膨大な石油とガスの主権を握っているイスラム政権はそれらをどのように市民の役に立たせて来ているのでしょうか。市民はガスと石油の売り上げの事か、それらの使用さえ出来ないのではないのでしょうか。実際ガスや石油会社と同様で多くの工場の設備と機会が古臭っています。ほっとらかしにされたため休営になった企業の問題はまた別にあります。社会の財産であるこれらの企業の管理と働く労働者の状況は悲劇的です...労働条件と社会保障の状況は悪く、働いた分の賃金さえ貰えないケースも決して少なくないのです。これらの問題に高率な失業者の事も含めて考えて見てください!
通常ならば政府は寒さに苦しんでいる市民に対して必要品全てを無料で提供するはずです。しかし今、市民の節約だけは政府の宣伝であり、一切の援助は行われていません。驚きです!政府は、去年の石油の売り上げは60兆ドルあまり、と発表しているばかりです。なのに市民の暮らしの状況と言いますと...疑問と矛盾を感じているのは私だけではないだろう。
政府は問題解決に当たってただ天気の回復を待っています。だが、天気予報によると気温が充実すれば今度大量に降っている雪の解ける事による洪水の問題が出て来る、と伝えています。この洪水による被害の範囲はかなり大きいと予測されています。おそらくその時にイスラム政権はまたしても、バム市の地震の時と同じく、これは神の試みであってしかたがない、亡くなった方たちのご冥福を祈ろう、と言うだろう!
市民、学生と労働者と女性の怒りはそう甘くはないのですよ!