人間らしい暮らしを求める一万人のストライキ!

free_jamal2008-07-06

         団結と組織化は戦いを勝ち取るための鍵です!

 ハフタッペ市労働者の51日間のストライキが終わって間もないと言うのに(6月29日)、今回テヘランの車製造会社(イランホドロー)の労働者一万人は抗議を開始しました。今月1日から実行されている彼らのストライキは今のところで、会社の食堂を使用しない形を取っていますが、彼らは、<もしも会社は我々の要求に応じない場合ストライキはさらに他の部分へ広げるよ>、と伝えています。基本的に車製造会社で10万人の労働者が働いています。この事からにして、イラン政府と会社側は大量の労働者の連帯と組織化の実現を恐れて、防止対策として社内を区別に仕分けたり、イスラム保安と情報機関を通じて厳しい監視を実行して来ました。しかしそれでも労働者は食堂の使用を中止し始めるとあっと言う間に数十人の参加者は一万人規模に拡大して来ました。会社側は労働者の行動を潰そうと、6名を早期に解雇したり、脅しを掛けたり、情報機関隊を呼び出して監視を強めたり、数十名のタイムカードを取り上げたりや帰宅のためのバスの使用を中止したり等をしています。会社はこれらの異常行為の理由について、反革命派組織との接触と突入を防止するための対策として説明しています。実際、労働者の共通の話によると、この会社の地下には設備があって、イスラム保安と情報機関はいつも抵抗者をそこに連れ込んで尋問する、と言います!??連中のこんなやり方は決して許されません。基本的に労働者には自分の暮らしと命を守るため抵抗する権利があり、その権利は国際社会からも認められているはずです。
 しかしこんな反労働者的な行為が遭ってもストが続いています。そして、彼らの要求を見る限り、ストはさらに他の仲間へ拡大する可能性は十分にある事が解ります。以下、イランホドロー労働者の要求分です:

*インフレ経済の実態を参考に賃金を一千ドルまで値上げる事
*残業の強制を中止する事
*残業代を基本金の12%から22%に上げる事
*週末日での強制残業をやめる事
*会社と労働者の共議を通じて職類の区別を行い、賃金を決める事
*ボーナス手当てを上げる事
*残業と重労働の負担を減らすため新たな雇用を行う事
*派遣会社を通じた雇用を中止する事
*情報機関を通じて労働者の監視と脅迫と尋問を止める事
*解雇された仲間を職場に復帰させる事

 WPIはイランホドロー労働者の要求を全面的に支持すると共に彼らの正当な戦いを成功させようと全力を挙げて国際労働機関と諸労働組織へ支持と支援を寄せてもらうために呼び掛けを行います。イランホドロー労働者の言うように、<労働者の戦いの勝利は団結と組織化にあります>。

イラン労働運動情報、WPIサイト(英文):http://www.kargaran.org/
編集長のシャハラ.ダーネシュファル(女性)のメールアドレス: daneshfar@yahoo.com

         反動な資本家イスラム政権の打倒を!
             社会主義共和国を!