ファルザードさん支援の声はアメリカに響く!

 8月10日に<三浦半島の国際連帯>集会でアーリン.イノウエさんと会って、ファルザードさんキャンペンの話をしました。アーリンさんは約束を果たしてくれて、アメリカに戻ってから以下の行動を起こしています。切っ掛けを作ってくれた動労千葉三浦半島の教員組合に感謝です。アーリンさんは素晴らしいのです!イランの政治犯全員を釈放出来る自信はより強くなりました!以下にはCAMS,NEA,UTLAのお手紙の和訳があります。ファルザードさんキャンペーンは以下のホームページにも記載されました。
http://www.militaryfreeschools.org
http://www.projectgreatfutures.org

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Ministry of Justice
Ayatollah Mahmoud Hashemi Sharoudi
Panzdah-Khordad Square
Tehran
Islamic Republic of Iran

法務省 アヤトラ・ハマムード・ハッシェミ・シャルーディ殿

August 2008

Your Excellency,
CAMSは数百人の教師・教育専門家・地域住民からなる非営利事業体です。私たちは、3千万の教師・教育労働者を組織するEIの一員であるUTLA、NEAに所属しています。
私たちは、2008年2月25日、「国家の安全を危険に晒した」としてテヘラン革命裁判所にて死刑判決を受けたイランの教師ファルザード・キャマンギャルの現状につき、重大な関心を抱いております。カムヤランで働いていた一人の教師ファルザード・キャマンギャルは、クルド職員組合の組合員であり、組合が非合法化されるまでは、その教職員組合の広報を担当していました。彼はまた、人権、少数者の権利、女性の権利に関して活動していました。
かれの弁護士によれば、裁判手続はイランの法規定に合致しておらず、また彼が「神に対する敵意」の罪に問われる証拠はありません。信頼できる情報によれば、彼は恒常的に拷問を受けてきました。現在、彼は危険な犯罪者として拘束されており、また、HIVB型肝炎が流行する刑務所内での自らの健康はもとより、身の安全をも心配をしています。彼の家族も逮捕されるという中で、彼は、残酷な殴打、鞭打ちなど恐るべき状況で幽閉されています。彼は、ラジャイシャール刑務所からの2006年11月23日付手紙で、「私がクルド人であり、ジャーナリズムと人権で活動していることで、彼らは私を激しく憎んでおり、私への拷問を止めようとしません」と記しています。
CAMSは、イラン及び国際基準に合致する公正な裁判を通して、ファルザード・キャマンギャルの裁判のやり直しを求めるイラン教職員組合アムネスティー・インターナショナルのキャンペーンを支持します。CAMSはまた、死刑の執行は修復不可能であり、如何なる司法制度も無実の人間を処罰する危険を冒してはならないがゆえに、当局に対しファルザード・キャマンギャルの死刑判決を直ちに減刑するよう要求します。
私たちは、イラン・イスラム共和国が、ファルザード・キャマンギャルのために実行されるべき正義のための対話と行動を起こされんことを、強く要請するものです。

Sincerely,

Arlene Inouye

Coalition Against Militarism in our Schools, Coordinator

CAMS アーリーン・イノウエ