労働者は工場を手に取る!


 
 イラン.独立した労組の情報によると、今週の月曜日から、アルボールズタイヤの労働者はこの工場の事務所を手に握っています。この労働者と社長との闘いはここ半年あまりの間で続いています。実際、一千二百名のアルボールズタイヤの労働者は今年の3月あたりにもストライキを実行しています。しかし、ストライキは長期化する事につれて、機動隊が会社に入り労働者を直撃して暴力を振るったり、数十名を逮捕したり、怪我をさせました。このように労働者のストライキは抑圧されました。しかし、労働者の怒りは収まりませんでした。政府は問題解決の約束をしましたが、この約束は果たされず、二ヶ月ほど前から闘いは再度開始されました。この労働者の合図ですが、タイヤを燃やして、周辺に自分たちのストライキを伝えました。それまで、材料がない事を理由に、労働者を無理に休ませていた会社側は、ストライキを終わらせるため材料の仕入れをしました。しかし、労働者は、賃金未払い、労働条件の改善などの問題を解決しない限り仕事に戻らない事を会社に伝えました。アルボールズタイヤの一千二百名は六ヶ月の賃金未払いを要求しています。労働者は会社の事務所の前に、<一千二百の家族の六ヶ月の賃金はマフィア波に社長に奪われています>、<六ヶ月の賃金の支払いを政府に求める>、と言うスローガンを張っています(写真)。
労働者の闘いを全力で支持します!

独立した労組のサイト:
http://www.ettehadeh.com/?page=news&nid=438