少女2名の母親が死刑になりました!


ファーテメ.ハギーガトパジュー(37)、ベホヌード.ショジャーイ(20)
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●大量処刑を止めよう!
野蛮なイスラム政権は死刑執行を増加しています。
 先日、23歳のザハラ(女子)さんの所に一本の電話が入りました。テヘランのエビン刑務所からの電話でした。担当のモーメニの方から、<明日は身分証明書を持って刑務所に来るように>、と言われました。少女の足にふら付きました。これは母親の死刑執行を意味しています。ザハラ氏は急いで国内外に電話を掛けはじめます。自分のために命が奪割れようとしている母親を救うためにわずかな時間しか残っていません。
 ファーテメ氏は6年程前に再婚していた相手男性を指し殺していました。何の保護も無い状況の中で二人の少女を抱えていた母親は知り合った男性と再婚します。しかし、一緒に暮らし始めるとファーテメさんは夫の行動の異変に築きます。ある深夜に夫のいない事に築いたファーテメさんは娘たちの部屋へ飛んで行きます。そこで目の辺りした状況は、脅えながら部屋の隅にしゃがみついている14歳の娘の姿です。夫はファーテメの長女を狙っていました。こんな興奮状況で母親は夫を刺してしまいます。
 ファーテメさんは裁判で自己防衛を主張しますが、死刑判決を受けてしまいます。
このような経緯はともかくとして、イスラムの教えでは女性による男性(夫)の殺害はイスラム社会の侮辱と思われています(逆の場合はそうは思われていません)。さらに、イスラムの刑罰法はゲサース(目には目)をもとにしています。こんな卑劣で女性差別的なイスラム教えを一刻も早く無くすべきです。既に、死刑制度廃止は世界的な流れであり、卑劣である以上には人類社会から死刑を無くすべきです。
 ファーテメさんのケースについて国際人道機関からの要請もあり、これまで二度も死刑執行は中止になっていました。が、本日、坊主の法務大臣シャールーディ師の容認で少女二名の母親が死刑になってしまいました。
 狂ったイスラム政権は冷戦にファーテメ三を殺しました。23歳のザハラ氏は、自分を守ろうとして命を落とした母親の悲しみを胸に、精神病の妹を背負って生きていかなければなりません。人殺しはいけませんが、そう信じているならば個人よりもっと卑劣で遺憾な行為である政府機関の人殺し(死刑)を無くすべきです!
二十歳のベへヌード.ショジャーイ氏の死刑を止めよう!
ベへヌード氏は17歳の時に公園内のケンカの際に相手を刺していました。裁判の時にベへヌード氏は相手を一度しか刺していないと主張していますが、亡くなられた相手方の遺体に二ヶ所の傷が見つかっています。この二ヶ所目の傷について警察からの説明と捜査が不十分です。
 さらに、ベへヌードのケースは明らかに人道機関の示す、未青年に対する死刑の中止に当たります。イスラム政権の未青年死刑に対して今まで国連、人道機関から繰り返しと勧告が出されたり、中止を求められています。ベへヌード氏の死刑執行は明らかに未青年人権無視であります。
 氏はこれまで二度も死刑台のところから戻って来ていますが、先日に新たに一人部屋へ移動されています。二十歳になったばかりのベへヌードの命は危険です。彼を救うにはあまり時間残っていません。早期に行動を起こすべいです。人道機関、団体と個人の対応をお願い致します!
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上記の記事にイラン政府関係者宛のTEL,FAXとメールアドレスがあります。